読書のススメ

園田 善之

園田 善之

[教室長]鹿児島県 玉江校


2016年6月28日

こんにちは。
玉江校の園田です。今日も元気いっぱいで頑張っています。

5年ぶりに鹿児島に帰ってきて、方言が心地よく感じられ、癒されて生活しています。
先日、餃子の王将に出かけました。
熊本にも餃子の王将はありますが、鹿児島とは味が違うのです。

おそらく、しょうゆの違いが大きいのではないかと思いますが、
鹿児島で大好きだった「天津飯」が、熊本で食べると少々味が違っていて、
文化の違いを身に染みて感じたものです。

さて、餃子の王将に入りまして、「餃子と天津飯とから揚げ」を注文しました。
すると店員さんが「餃子、天丼、からあげ!」と鹿児島弁でおっしゃいました。

最後の「か・ら・あ・げ」の「げ」のアクセントが上がるんです。

「これを聞きたくて、この店に来たんだなぁ」と感じるほど、
体の芯からうれしさがこみあげてきたのです。

やはり、鹿児島で育っただけあって、「故郷の方言の温かみ」は
私の栄養の一つなんだなと感じいっていました。

そんなところ、テレビで石原前都知事が出演されて「天才」という本を執筆され、
それを紹介されていました。
田中角栄の話なのですが、同じ自民党にいながら、政治手法の違いから、
対立する立場にあった石原慎太郎が、政治家を引退して書いた意欲作で、
すでに70万部突破!ということでしたから、帰り道に購入して、その晩読みました。

2時間で一気に読破しました。

総理大臣として、日本の歴史上初めて、有罪判決を受け、失脚していった田中角栄ですが、
その背景が、細かく描写されていて、表紙の危険な雰囲気の田中角栄の写真とも相まって、
深く考えさせられる本でした。

特に、前半の田中角栄の生い立ちと、その成長の過程で得た才能・才覚に関する部分は、
今の中高生にも考えてほしい部分です。

世の中で成功するためには、どのような力が必要なのか。
「苦労は若いうちにしておけ」という格言を地で行く田中角栄の成長過程を
読み味わってほしいと思います。

実は、石原慎太郎の本を読むのは2冊目です。
1冊目は、これまたベストセラーだった「Noと言える日本」でした。

私が中学2年生のときに、突然父親が買ってきて、
「お前のためになる本だから、読みなさい。」と渡された本でした。

当時の自分には、政治の話は難しく、意味が分かるまでには時間を要しました。

しかし、本を買って読むという習慣のなかった私の本棚に、
人生で初めて、「それっぽい本」が1冊並んだのでした。

王将の餃子を食べながら、「天才」という石原慎太郎の本に手が伸びたのは、
中学1年生の息子を持つ立場になり、30年前に私の父親が感じたことと同じものを
感じたのではないかと感慨深く思うのでした。

そして、その感じたものは何なのだろうと思うのです。

私の家に語り継がれていくのでしょうか、この流れは。
孫にどのように伝わるのでしょうか。

人生80年。

親が子に感じるものは、いつの世も同じなのでしょう。

その仲介者となっていただいた石原慎太郎の人生を知ってみたいと
感謝の気持ちともに思うのです。


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