みちこ先生のニコニコ通信

『阿修羅』は流行の最先端

2012年5月 8日

カレンダーというのは、いただくものだと思っていたが、
昨年末、初めてカレンダーを買った。

興福寺蔵 国宝『阿修羅』
2ヶ月に1枚のカレンダーだから、
合計6枚。

今年のGWはどこにも行かず、
読書三昧の日々だった。
読むのに疲れて、ふとカレンダーに目をやると、
そこには阿修羅。
紙面には、正面と後姿の阿修羅が。

しげしげと見入っていると、
ン?

後姿のスカート部分がカーブを描いている。
真後ろが長く、横は多分、7〜8センチは短い。
これって、今、流行っている形じゃない!

左右から真後ろにかけてのドレープが美しい。

左肩から右脇腹にかけて布の帯が柔らかな流れを作り、
ウエストから12〜13センチくらいの長さで
スカートを覆っている。
これは、上着か、それともスカートの一部か?

目を正面の姿に転ずると、
顔は正面と左右に。
慌てて後姿に戻ると、後には顔はなく、
横顔がくっきりとしている。
なるほど。
それで、腕が6本あるんだ。

正面のスカートも前が長く、
左のウエストあたりから正面にかけて
ドレープのかかった巻きスカートであることが分かる。

手首と二の腕の辺りには
二重に巻いた紐に飾りがついている。
これが、服の飾りなのか、それとも
腕輪なのかはっきりとは分からない。

イヤリングはない。

ふと、足元に目をやると、
後姿では、靴を履いている。
阿修羅が作られた時代に、靴があったんだ。

と正面を見ると、
ナント足の指が見える。
どういうこと?

よくよく見ると、親指と人差し指の間から伸びた紐が、
かかとを覆っていた部分の上の方から伸びた紐と繋がっている。

阿修羅ってホントにお洒落。

阿修羅を辞書で調べてみると、
「古代インドの神の一族。
後には、インドラ神(帝釈天)など天上の神々に戦いを挑む悪神とされる。
仏教では、天竜八部衆の一として仏法の守護神とされる一方、
六道の一として、人間以下の存在とされる。
絶えず闘争を好み、地下や海底にすむという。
アスラ。 修羅。 非天。無洒神」

奈良時代の作品で、乾漆造彩色。
大きさは153.4センチだそうだ。

少し、眉根を寄せ、
何物をも見通すようなきりりとした目は強い意思を感じる一方、
憂いを帯びているようにみえる。

仏法の守護神。
戦が多く、食べるのもままならない時代だからこそ、
こういう姿が現れたのかと思う。


30年前の社員

2012年4月24日

召集がかかった。

日曜日の12時半に、
私の住むマンションまで迎えに来るという。

鹿児島市内が一望に見渡せる
「空のカフェ」という
マンションの1室を改造したレストラン。

そこに、30年ぶりに会う元女性社員がいた。
あとの2人は、去年だったか、
6〜7人の元女性社員の集まりの幹事の2人。

3人とも、30年という月日を感じさせない。
会って、すぐ名前が思い出すくらい。

みな、仕事の出来る社員だった。

昴に勤務した時間は、
それぞれ4〜5年だというが、
かなり濃い時間を過ごした女性たちだ。

彼女らが、下見をして決めたというレストランの料理は、
野菜中心のヘルシーな料理で、
すんなりお腹に入っていく。

彼女らの気持ちの分も加わって、
とても美味しかった。

真正面に桜島。
楽しい時間の間に、4回も爆発して見せた。

鹿児島市内のあちこちに、
若葉が彩りを添え、
見渡す錦江湾には、
桜島航路の行き交う船の軌跡が美しい。


話の中で、
学校を出て、初めて勤める会社って、
人生を決めますね。
昴に入社できて、本当に良かった。
という言葉を聞いて、
有り難く、涙がでるほどに嬉しかった。

彼女らが会社を辞めて30年。
こうして集まりに呼んでいただく幸せ。

なによりも、
夫々に家庭を持ち、
よき夫、子どもに恵まれ、
そして今は、孫がいるという。

みな、幸せに過ごしている様が、
その顔から、表情から見て取れる。


短大を出たばかりの女性が、
昴という会社を経て、
妻となり、母となり、
今は、お祖母ちゃんとなって、
なお、元気に仕事をしている姿を見て、
幸多かれと祈るばかりだった。


シロバナタンポポ

2012年4月 3日

住んでいるマンションの近くには、城山がある。

城山は桜島と対峙しており、
城山の麓には、島津家のお城があったところだ。

この城山に登りたいと常々思っていたが、
どこから、どう登ったものか、皆目分からずにいたところ、
有機野菜を販売しているところが、
特定非営利活動法人 くすの木自然館
という所とタイアップした形で、
城山登山の企画があったので、
休みの日に参加した。

登ってみると、
案外、楽な道のりで、
頂上の展望所からは、
桜島が真正面に見える。

これから、休みの日は、城山に登る楽しみが増えた。

往復する間、
のんびり散歩する人、
身体を鍛えようと早足で歩く人、
はたまた、韓国の観光客と、
いろいろな人たちとすれ違った。

一番気の毒だったのは、
韓国のグループの添乗員さんで、
私たちが出会ったグループは、
勝手に行動したのか、道を迷ったのか、
彼らを必死で探していた。

ゆっくり歩く中で、
20種類近くの鳥を見たり、鳴き声を聞いたり、
また、珍しい名前の木を見たりして、
大いにリラックスできた。

みんなで大笑いしたのは、
『ショウベンノキ』
枝を折ると、
溢れんばかりの樹液が出るところからついた名前だという。

帰り道、遅れてくる人たちを待っているとき、
ふと、足元を見ると、
エッ。葉っぱは確かにタンポポ。
でも、花の色は白。

「センセーイ。白いタンポポがありま〜す(@‐@;)」

生まれて初めて見る、花が白いタンポポ。
この花。
シロバナタンポポ。

鹿児島県が準絶滅危惧種と指定しており、
常緑の多年草。
草地や路傍で目にすることができる。

白い色の花をつけるタンポポで、
土地造成などによる生育環境の変化により、
以前に比べると減少していると考えられる花だという。

当日は、写真を撮らなかったので、
2日後、もう一度行って見ると、
そう多くはない株の全てで
無残にも花は切り取られていた。


人を呼ぶ力?

2012年3月29日

いつの頃からか
「アッ。人が入ってきた」
と思うことが多くなった。

客のいない店に私が入ってしばらくすると、
1人、また1人と客が入ってくるのだ。
洋服屋さんとか、食堂とか、美容院などで。

先日も、入学がまだ1人もない教室に出かけたときのこと。
2人連れの保護者が来校され、
程なく、もうお1人が入学手続きにお出でになった。

後でお越しいただいた方は、
名前も挙がっていない方だった。

この時は、社員全員と拍手。拍手。

昨日は休み。
心身ともにリフレッシュしようと、
少し離れたところまで自転車で出かけた。
お腹がすいたので、見回すと、
奄美の「鶏飯」の店があり、
入ったところ、お客さんはゼロ。

これは拙かったかな〜と思ったが、
まあ、入った以上は仕方ないと観念して、注文して、
「鶏飯」が来るのを待っていると、
2人組みが、続いて3人連れが入ってきた。

時間は2時過ぎ、
たまたまお腹がすいた人がいただけで、
自分にそういう力があるとは思えないが、
店が繁盛することは他人事でも嬉しい。


『グランプリ金賞』 受賞(^0^)/

2012年3月12日

株式会社 昴が、
平成23年度も見事に、
『実用数学技能検定グランプリ金賞』を受賞(^0^)/


この賞は、
平成23年1月〜12月の期間に、
「実用数学技能検定」を受検した団体・個人が対象で、
先日、『奨励賞』が発表されていた。

この『奨励賞』を受賞した中から、
『グランプリ金賞』が選ばれることになっている。


≪も≫というのは、
平成20年度 『文部科学大臣賞』
 1年おいて
平成22年度 『グランプリ金賞』
そして昨年も 『グランプリ金賞』

『グランプリ金賞』を、ナント2年連続受賞。

現在は、文部科学大臣賞はないので、
この『グランプリ金賞』が、実質的に最高賞となる。

しかも、今回は、
昴の生徒が、
【個人賞】
『実用数学技能検定グランプリ金賞』を受賞。
それも、2名も。

2名とも、中学3年次で、3級を受賞した。
   
賞状ならびに副賞は、
3月下旬以降にいただく予定になっている。

素晴らしきかな。昴の子どもたち。


塩麹

2012年2月23日

1年中、甘酒を飲んでいる。

いつだったか、
甘酒を作って、
冷蔵庫に入れる前に、少し冷ましてから、 
と思っているうちに、そのまま忘れて、
半日経ってしまった。

すると、夕方、
もう傷んで食べることが出来なかった。

店で売っている甘酒は、
冷蔵されていないものもあるが、
自分の経験上、そういうことは有り得ないと思う。

これは保存料が入っているとしか思えないので、
それ以降は、売っている甘酒は飲んだことがない。

といわけで、米麹はいつも常備している。


ところがである。

先日、いつも米麹を買うデパートに行ったところ、
無い。
1個もナイ。

いつもは健康食品売り場の棚に、
沢山置いてあるのに。

「どうしたんですか?」
「実は、先日テレビで、塩麹について放映されたらしいのです。
その後、こういう状態が続いています。」

テレビの威力は凄いと思う。
棚から、米麹がなくなるのだから。

麹なんて、普段は見向きもされない地味なものだったのに。
今や、品切れが続き、
ナント!予約してください。
と言われるほどだ。


以前、バナナダイエットというのが流行り、
店先からバナナが消えた。

その当時、本当にバナナを必要とする人が、
困っていたが、
あのバナナダイエットは、どれくらい続いたのだろう?


さて、今回の米麹。
ブームが去って、
いつでも米麹が、予約なしで買える日は何時来るのだろうか?


ところで、塩麹。
どんなものか、
今度の休みの日に、作ってみようかな?


お正月

2012年1月 7日

正月に遊びに来た人が言う。
「西村さんちは、本当にお正月っていう感じがしますね」

その理由は、玄関にある。

私はマンションに住んでいるので、
当然、玄関は片開きのドア。

そのドアの両サイドに根引きの松を据える。

根引きの松は、
根元近くを半紙で巻き、
その上に紅白の水引きをかける。

根引きの松とは、
根っこから引き抜いた松で、
力強さを感じる。

さらに注連縄を買ってきたまんまの状態で据える。
普通は広げて飾るが、
ドアの前で広げれば、開閉が出来ないので、
仕方なくこういう形となる。

例年、根引きの松は花屋さんで買ってきて、
自分で半紙を巻き、紅白の水引きをかけるが、
水引きがない時は、
取っておいた紐の中から、赤と白を選び出して
結ぶだけ。

今年は、京都のあるお店からDMがきた。
小さな根引きの松がセットで2000円。
松にも、雄松と雌松があって、
これを合わせると書いてある。
よし、今年はこれにしようと買うことにした。

近くの注連縄を売る露店で、
注連縄と、裏白5枚と、譲葉の枝を買う。

お鏡は、
半紙を半分垂らして、
裏白を敷き、
その上に小さなお鏡を乗せ、
一番上に小さな蜜柑を供える。

お鏡は2段重ねだが、
お餅とお餅の間に譲葉を2枚、
八の字の形に挟むのが、家の流儀。

以前、平屋に住んでいた時は、
各部屋にお鏡を飾り、
裏白を部屋の前の柱に飾ったものだが、
マンションに移ってからは、
お鏡一つになった。

それでも、これだけのことをするだけで、
今年も新しい年を迎える心積もりが出来る。

今年も頑張るぞ〜。



冬のスクーリング

2011年12月24日

昴では、もう長いこと、
  春のスクーリング
  夏のスクーリング
  冬のスクーリング
という名称を使っている。

先日、ある方から、
  冬期講座ではないんですね。
と言われた。

どういう意味でおっしゃったのか分からないが、
自分たちとしては、慣れ親しんだ言葉なので
  【冬のスクーリング】
そして
  【冬スク】 
という言い方が、しっくりくる。

今年は東日本大震災があり、
1年があっという間に過ぎたように思う。

世界的にも、
これまでの10年分くらいの出来事が
この1年間に起こった感がある。

景気もそれに連動しているように思われるが、
この冬のスクーリングは、
お蔭さまで、
昨年以上に多くの生徒・保護者に支持され、
沢山の子どもたちと勉強できる幸せを感じている。


クレーンカメラ

2011年12月 5日

ワールドカップバレーボール2011年11月25日
男子鹿児島大会が
鹿児島アリーナで行われた。

世界の一流選手の試合を直接見る機会なんて、
そう滅多にあるものではない。
早速、近くのコンビニのお兄さんに、
チケットの購入をお願いした。


今時は、
チケットがコンビにで買えることにも驚いた。
尤も、こんなことにビックリしているようなら、
化石と言われかねない。


鹿児島アリーナのS席とA席は、
既に完売していたので、
B席を3000円で購入。

いよいよ当日。
S席はナント空席が目立つ。
スポンサーに無料配布したのだろうか?

来ないのなら、販売すればいいのに、なんて
つまらないことを思っているうちに、
始まった。

バレーボールにも始球式があるとは、
初めて知った。
他の競技でもあるのだろうか?

第1試合:中国VSアメリカ
力の差があるのか、ラリーが続かない。
ワールドカップといえども
いろいろな力があるのだと
思い知った。
試合はアメリカのストレート勝ち。

第2試合:イタリアVSロシア
とにかく男子選手が大きい。
2メートルを越す選手は珍しくなく、
一番背が高い選手で218センチメートル。

私立高校のバレー部の選手が、
ボールを拾ったり、コートの掃除をしたりと、
大勢手伝いに来ていた。

世界の一流選手のプレーを間近に見ることが出来、
嬉しいだろうなと思う。

彼らだって、
普通の高校生より背が高いと思うのだが、
正直なところ、これでバレー部?
と思うほど小さく見える。
尤も、私が並んで立ったとすれば、
臍くらいなのかも。

広い背中。
厚い胸板。
腕はやはり大きい。

サーブは、受けた選手が吹っ飛ぶくらいの威力。
スパイクが床をたたくと、
会場内から「ウォー」というドヨメキ。

音楽でもそうだが、
スポーツの、こういう迫力あるプレーは、
やはり、
直接観てみないと分からない。

たまたまB席の最前列の端っこに座った。
2階席の一番下に当たる。

すぐ横では、
大きなクレーンカメラが上がったり、下がったり、
一番上に乗っているカメラは、
あっち向いたり、こっち向いたり。

大の大人が2人がかりで操作している。
2箇所に写したものを見るモニターがついている。

聞くと、このカメラも東京から分解して持ってきたが、
東京には、もっと大きなクレーンカメラがあるとのこと。
「今、このカメラで撮った映像が、
世界中に生中継されているんですよ」
仲良くなったカメラのお兄さんが教えてくれた。

「自分の写したものが、世界中に放送されていると思えば、
楽しいでしょうね」
「そうですね。好きですね」

その後、
ワールドカップバレーボールをテレビで見る機会があったが、
ああ、この映像はあのカメラで撮ったものだ。
これは、審判の傍にいたカメラだ。

試合の勝敗そっちのけで、
カメラ目線で楽しんだ。


ギンナン その2

2011年11月17日

歌のレッスンの日、
出来立てのギンナンを少し持っていく。

まあ、ギンナン!
と大喜びの姿を見て、
指先の皮が1枚めくれた苦労が報われた気がした。

そして、
教えていただいた。
ギンナンの簡単皮むきの方法。

それは、
使い古しの紙の封筒に入れて、
チンするだけ。

エッ、そんなに簡単でいいの?

それが、本当に、それだけでよかったのです。
レンジでチンする間、
封筒に入れたギンナンの数だけ、
バン バン とすごい音。

熱々のギンナンは、
バンの音とともに割れて、
薄皮も綺麗にとれる。
おまけに味が凝縮したような感じで、
茹でるよりも美味しいようだ。

簡単で、
尚且つ美味しくて、
当分、止められそうにない。


みちこ先生のニコニコ通信

バックナンバー