みちこ先生のしつけ教室  その3

2011年6月20日

「しつけ」と言うと、
「こうしなさい」とか、「こうしてはいけない」と
口やかましく指導すること
と思われがちだが、
そうではないと思う。

しつけとは、
親が、身をもって
礼儀作法を教え、
人生の道筋をつけてあげることだと思う。

「子どもは親の背を見て育つ」とか、
「子どもは、耳に習うより目に教わる」
という言葉がある。

親が自分自身の心や振る舞いを磨いているその姿を
子どもに見せることで、
子どもたちは身につけていくのだと思う。

私は、申し訳ないことだが、
母をあまり好きではなかった。
好きでないという言葉は、
適切ではないかもしれない。

あまりにも、父の存在が大きすぎたせいだと思う。

しかし、母がしていたのと
同じことをしている自分に気付くことが多い。

私は、
雨の日や、
私が留守のために、
何回も配達していただいたときなど、
宅配便の配達があると、
「お腹がすいた時に」と言って、
身近にあるお菓子や果物を差し上げることがある。

そんな時、みんな、
凄く喜んで、もらえる。

これは私が考えてしていることではなくて、
母がしていたのと同じことをしているだけだ。

当時、家計を助けるために、
新聞の配達をするのは、子どもたちだった。

そんな子どもたちに、
母は、門のところで待っていて、
お菓子などをあげていた。

言葉ではない。
後姿なのだと、
つくづく思う。


トラックバック

http://subaru-net.co.jp/cms/mt-tb.cgi/552

みちこ先生のニコニコ通信

バックナンバー