学力低下を招く少子化 1

2015年3月 9日

2月下旬、
鹿児島県教育委員会から、
2015年度の公立高校の入試状況が
発表された。

募集定員から推薦入試内定者などを除いた定員は
11,551人(本来の定員は 12,467人)
これに対して、出願数は、
10,678人

平均倍率は0.92倍

定時制高校を含めて70の公立高校があり、
学科は156学科に上る。

その156学科のうち、
47学科で出願数が定員を超え、
残り109学科で定員割れを起こしている。

つまり、鹿児島県の公立高校の約70%の学科で、
定員割れを起こしている。

ということは、
よほどのことが無い限り、合格ができる。
つまり、合格が保障されているというわけだ。

どこの世界を見ても、
それが、一流大学の入試であれ、
地域が主催するスポーツ競技であれ、オリンピックであれ、
はたまた世界一の美女を決めるコンテストであれ、
選ばれし者になるために、
勉強する、身体を鍛える、努力するわけで、
出場者全員が合格ですよ、
ということは、有り得ないことだ。

かつて、名門と言われた地方の公立高校も定員割れとなっている。
惜しいことだ。
高校のレベルを維持するためには
定員を1クラス分減らすだけで解決すると思うのだが、
これは、みんな分かっていることだと思う。

それなのに、出来ないのは何故か?
様々な意見があり、色々な思惑も存在するとは思う。

しかし、大人の論理のなかで、
一番大切なことが忘れ去られているのではないだろうか。

つまり、
日本の将来を担う子どもたち自身のことだ。
これから生きていく若い世代の将来の行く末だ。
そして、彼らがつくっていく日本という国がどうなるかだ。

人生のなかで、一番勉強しなければならない時期に、
勉強しなくてもいい環境が続くということは、
資源の少ない日本という国にとって、
あってはならないことだと思う。



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